炊きたてご飯を用意する1番簡単で最速の方法
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お米を研いでからご飯が炊けるまで、電気炊飯器だとどうしても小一時間はかかります。腹が減っているなか、1時間弱は長すぎる。仕事から疲れ果てて帰って来て、それから自炊を始めようにもご飯が炊けるまで1時間近くも待っていられない。休日だって、お腹がすいたからご飯を用意するかと思い立って、そこから空腹のまま待っているのは耐え難い。
かと言って外食は慎みたい。コンビニ弁当などはもっての外だし、やはり炊きたての白ご飯が食べたい。
ニューズウイークにコラムを書いているコリン・ジョイスが日本での生活を綴った「ニッポン社会」入門―英国人記者の抱腹レポートという本を読んでいたところ、日本の食べ物は美味しいがご飯は用意できるまで時間がかかりすぎるからパンやパスタの方が優れている、というようなことを書いていました。
そんな風に効率を最優先した考え方がすぐ出てくるからイギリスのメシは不味いんじゃないの? と思いましたが、しかしご飯が炊けるまでの時間を待つのが苦痛で仕方なかった私は、一方でもっともだと感じました。
それでご飯が炊けるまでの時間を短縮する方法はあるのだろうかと考えて、たどり着いたこれが一番だと思う方法が電子レンジ専用炊飯器を使うことでした。
電子レンジ用炊飯器が、ご飯が炊けるまでの時間が一番速い。ついでに、一番安くて簡単な方法でもあります。
ええと、費用や手間を考えずにご飯を一番美味しく炊く方法だったらガス釜で間違いないと思います。電子レンジ専用炊飯器は、あくまで独り者が手っ取り早く楽に炊きたてご飯を食べようとした場合の最高の方法です。
電子レンジ用炊飯器を利用することのメリットですが、まず炊けるまでが速い。私が購入したのはカクセーというメーカーの2合炊きのものですが、0.5合だと炊き上がりまで7~8分、1合は9~10分、2合だと13分ほどです。これだとおかずを用意している間に炊き上がるのでちょうど良い。電気炊飯器だと1時間近くかかるわけでかなりの時間短縮です。
私は精白米に玄米を少し混ぜて炊いているのですが、玄米というやつは炊けるまでの時間が長い! 白米のみを炊くときの倍以上の時間がかかります。電子レンジ炊飯器は玄米入りご飯の炊き時間も短縮してくれるので、その点でも実にありがたいです。ちなみに私が試した限りでは、白米0.5合+玄米0.1合を500wの電子レンジで炊くと、13分30秒が一番良い炊き上がりになりました。電気炊飯器の時は1時間かかっていましたから劇的な短縮です。これに慣れてしまうと、もう電子レンジ用から電気炊飯器には戻れません。
メリットその2は購入費用が安いことです。カクセーの2合炊き炊飯器は販売価格が1000円を切っています。ガス炊飯器は最安値でも1万円近いです。電気炊飯器は2000円台からありますが、時間短縮メリットがありません。
でもまあデメリットもありまして、電子レンジがふさがってしまうので、電子レンジを使う他の料理ができない。この点ではコンセントさえあれば使う場所を選ばない電気炊飯器が優れています。
それから、これは私の使っているものだけかもしれませんが、カクセーのものは釜の内側に水の目盛りがついていない。以前使っていた電気炊飯器は釜の内側に1合ならここまで、2合ならここまでという目盛りがついていたので、それに従って水をいれていました。目盛りがないのは結構不便で、今は計量カップを使って水をいれています。ご飯の美味しさは銘柄と炊き上がりにかかっていますが、水の量がいい加減だと炊き上がりが好みのものにならない。この点は面倒ではありますが、しかし対応可能なので問題はないと思います。カクセー以外のメーカーに目盛りが入っているかどうかは不明です。
あとは電気炊飯器ならたいていついている予約機能がありません。予約を使いこなしていた人なんかだと、この点が一番のデメリットになるかもしれません。
味に関しては、きちんと炊けば電気炊飯器と比べて劣っているところはありません。便利なだけで味が落ちるのなら電気炊飯器を使い続けていたでしょうが、味のレベルが変わらないのなら時間を短縮できて後片付けも簡単な電子レンジ用炊飯器を使わない理由がない。
そういうわけで、電子レンジ専用炊飯器お薦めです。
電子レンジ専用炊飯器 備長炭入り ちびくろちゃん 2合炊き
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