[WordPress] バックアッププラグインの特徴と機能比較

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WordPressプラグインで定期バックアップをしてくれるものは幾つもありますが、私は過去、手動バックアップ、次いでWordPress Database Backupをしばらく使い、その後はBackWPupに落ち着いて今に至ります。

Googleで「WordPress」+「バックアップ」で検索して出てくるサイトでもBackWPupWordPress Database Backupを紹介しているところが多いようです。後はWP-DBManagerと手動バックアップを薦めているといった感じでしょうか。

その中からどれを選ぶかというと、以下の条件を満たすものになります。

  1. 自動バックアップ機能
  2. スケジュール機能
  3. Dropboxなどのクラウドサーバーへのバックアップファイルのアップロード

まず手動バックアップは論外ということです。人間にはうっかりや後回しがつきものです。自動的に定期バックアップをしていなければいざという時に泣きを見ることになります。

また、クラウドサーバーへのアップロードも、現在では必須の条件です。ローカルのハードディスクに保存してもいつアクセスできなくなるか分かりません。個人的にはGmailかDropboxにバックアップファイルを保存してくれる機能があれば申し分ないです。

そういうわけで最終的にBackWPupにたどり着いて、今のところ他のものに移る可能性はありません。WordPress Database BackupではなくBackWPupを選んだ理由ですが、WordPress Database BackupにはDropboxへのアップロード機能がないのですね。Gmailのアカウントには送ってくれるので、それで十分ならWordPress Database Backupを使っても良いのでしょうが、できればDropboxでバックアップファイルを保管しておきたかった。

それから、WordPress Database Backupはスケジュール機能が中途半端なのです。1日1回や週に1回バックアップを行う設定はあるのですが、時間を選べないのです。日本時間の場合、なぜか毎日午後3時にバックアップされる。プラグイン作者がアメリカの方なので、米国時間でバックアップに調度良い午前2時あたりが設定されているのでしょうが、他の時間帯で使うユーザーには不向きです。バックアップはやはり、人もまばらな夜中に行ってもらいたい。

この点、BackWPupなら時間も指定可能だし、日本時間にもきちんと対応してくれています。また、BackWPupはDropboxへのアップロード機能もあり、最終的にこちらに落ち着いた次第です。

とはいえ、WordPress Database BackupにもBackWPupにはない良い部分があって、日本語化されていて分かりやすいのは大きなメリットと言えるでしょう。BackWPupは管理画面が英語のままです。英語のままと言っても、内容は簡単なものなのでそれほど苦労はしないと思われますが、日本語で楽に使えるにこしたことはありません。

WordPress Database Backupも定期バックアップとバックアップファイルのメール送信機能という最小限の機能は備えていますから、メールによるバックアップで構わず、バックアップ時間を指定できないことが気にならない方は、機能が絞られている分だけ管理画面がシンプルで分かりやすいWordPress Database Backupを使うのもありでしょう。

以下は個人的に重要と思われる点を並べたBackWPupWordPress Database Backupの比較表です。

WordPress Database Backup BackWPup
比較バージョンはWordPress Database Backupが2.2.4、BackWPupが3.1.2
値段無料無料(有料版あり)
自動バックップ
バックップスケジュール設定時間指定不可
日本語化
バックップアップ対象テーブル指定
圧縮形式指定
Zipのみ

Zip, Tar, Tar GZip, Tar BZip2が指定可能
メールによるバックアップファイル送信
Dropboxへのバックアップファイルのアップロード
使用中プラグインリスト作成
ファイルバックアップ

なお、BackWPupは高機能な有料版もあり、Amazon GlacierやGoogle Driveへのアップロード、差分バックアップなどの機能が使えるようになるようです。

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