[サッカー] ヨジップ・クゼ監督の話
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サッカーの話をするぞ!
気楽にやるブログとして開設後、プログラミング関係のメモを残して置く場になってのんびりと続けていたこのブログですが、好きな事を気楽に書くんだからぬるいサッカー話もするぞ! まあそもそも読者は1人もいないんだけど。
今日はヨジップ・クゼ監督の話だ! 1990年代にガンバ大阪の監督をつとめ高校生だった稲本潤一や宮本恒靖をトップリーグで積極的に使うことで育て、エムボマを擁した1997年後期には当時弱小チームだったガンバを一躍2位に導いたJリーグ初期の名監督だ。
きょうWikipediaを読んでいて気づいたんだけど、この人、ガンバの監督を辞めてクロアチアに戻った後、ギャンブルに明け暮れる生活で財産をほとんど失ってしまったんですね。衝撃だわー。
「クゼ ギャンブル」でぐぐったら結構そのことについて書いているブログが出てきた。どうも2008年1月にジェフユナイテッド市原・千葉の監督への就任が決まり11年ぶりに日本に復帰した時の週刊サッカーダイジェストのインタビューでそのことが触れられていたらしい。
家族の問題がきっかけだったというから気の毒な状況があったんでしょうなあ。
で、この人のキャリアなんだけど、現役時代はディナモ・ザグレブで長期間プレーしていたみたいだから良い選手でもあったんでしょうね。ガンバにはジークフリート・ヘルトがガンバの監督に就任するときコーチとして呼ばれ、その後ヘルトが成績不振で解任。コーチのクゼが監督に就任という流れだったらしい。はじめの方でも触れたけど、後に代表で主力となる若き日の稲本や宮本恒を育てたわけでクゼの功績って大きいですよね。
ギャンブルにはまって財産を失うっていうから身を持ち崩していたのかと思いきや、2005-06シーズンにディナモ・ザグレブの監督に就任してリーグ優勝を果たしているし、その後はジェフの監督をする前後にルワンダやアルバニアの代表監督をやっている。
んで、今年からは中国で天津泰達の監督に就任したみたいだ。天津泰達って、アジアチャンピオンズリーグでちょくちょく見かけますよね。去年はガンバ大阪と対戦していたし、今年は名古屋と対戦してたわけだけど、あれってクゼ監督のチームだったんですねえ。名古屋は言わずと知れたドラガン・ストイコビッチ監督のチームで、つまり旧ユーゴスラビア出身で日本に深い縁のある監督同士の対戦だったわけだ。
名古屋と天津がグループリーグで対戦した時の動画があったので貼る。
あとJ’s GOALにあった名古屋と対戦した時のクゼ監督の写真。ずいぶんやつれていますねえ。
それにしてもクゼ監督率いるチームと対戦って結構なニュースのような気がするんですが、まったく話題になっていなかったようなのは何故? 単に私が大阪人で、1997年後期のガンバの躍進とエムボマブームが印象深いからクゼに強く反応しちゃうだけなのかな。
しかし中国はすごいな、杭州緑城が岡田武史監督で天津がクゼ監督、それから今度はマルチェロ・リッピが広州恒大の監督に就任だもんな。選手だって元フランス代表のニコラ・アネルカにドルトムントで2010-11シーズンに香川真司との相性が抜群だったパラグアイ代表フォワードのルーカス・バリオスが居て、次はチェルシー退団を正式表明したディディエ・ドログバだって行くかもしれないとかとんでもないわ。
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